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塗料と塗装の基礎ガイド

水性塗料と油性塗料の違い|塗料と塗装の基礎ガイド③

水性塗料と油性塗料の違い

塗料には、大きく分けて水性塗料と油性塗料の2種類があります。
乾燥する時に水分が蒸発するものが水性塗料で、有機溶剤が揮発するものを 油性塗料と言います。

【水性塗料のメリット】
水性塗料の最大のメリットは、臭いがほとんどしないことです。(無臭ではありません。)
健康被害を心配する必要もないので、外壁に使用する際近所の方へ迷惑をかけるようなこともありません。近年は油性塗料と遜色のない耐久性を持っていることも、人気のひとつと言えます。また、シックハウス症候群や大気汚染の一因とされる VOC=揮発性有機化合物の排出が少なく、室内環境基準F☆☆☆☆を満たしたものが多いです。使用した道具、刷毛やローラー等を水道水で洗うことができることもメリットのひとつです。

【水性塗料のデメリット】
水性塗料は油性塗料に比べ塗装に適していない時期(気温が低い時期や湿度の高い時期)に
左右されやすい塗料です。水性塗料の特徴として、完全に乾燥してはじめて塗膜が強くなります。その為、雨が降ったり気温が低いといった条件では施工しにくいため、季節や時期を選ばざるを得ないと言えます。


【油性塗料のメリット】
油性塗料の歴史は、水性塗料よりもはるかに長く、古くから活用されてきた塗料です。
やはり最大の魅力は、強くて強靭な塗膜を作ることが出来る。に尽きるでしょう。
ツヤの持ちも良いですし、水性塗料と比べ表面張力が低いので細部への浸透性が高いことも、耐久性の向上に繋がっています。環境に左右されにくく乾燥が早いこともメリットの一つです。

【油性塗料のデメリット】
油性塗料は有機溶剤としてシンナーを使用しているので、やはり臭いがキツイです。また、シンナーは引火性が高いという性質上、保管場所や管理の仕方に十分注意が必要です。

いずれの塗料にも、メリット・デメリットが存在し、持ち味が違います。
どこに、何を塗ったら良いか迷ったり、悩んだ時は
【塗料と塗装のプロフェッショナル集団・佐々木塗料(株)】まで
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最終更新日:2025.09.27