「雨漏りのしくみと対策」シリーズ
雨の日に「ポタポタ…」という音を聞いたり、
天井や壁にシミを見つけたとき、誰もが不安になります。
「どこから漏れているの?」「放っておいて大丈夫?」
そんな疑問や心配に応えるのが、この「雨漏りのしくみと対策」シリーズです。
雨漏りは、屋根だけでなく、外壁やベランダ、サッシまわりなど
さまざまな場所が原因で起こります。
一見、同じように見える雨漏りでも、原因や対処法はまったく違うことも。
正しく知ることで、慌てず、無駄な修理を防ぎ、建物を長く守ることができます。
このシリーズでは、
1️⃣ 雨漏りの原因を知る
2️⃣ 調査方法を理解する
3️⃣ 正しい対処と再発防止
の3つのステップで、わかりやすく解説していきます。
小さなシミや違和感も、早めの気づきが大切です。
住まいを守る第一歩として、ぜひ最後までご覧ください。
—原因を見極めて、正しく直す・長く守る—
雨漏りの原因がわかったら、次は「どう直すか」が大切です。
ただし、焦って応急処置だけで済ませてしまうと、
あとで再発したり、かえって被害を広げてしまうこともあります。
まず知っておきたいのは、原因に合った修繕を選ぶこと。
屋根材のひび割れやズレが原因なら、破損部分の補修や葺き替えが必要です。
外壁のヒビやコーキングの劣化が原因の場合は、
シーリングの打ち替えや再塗装によって防水性を取り戻します。
ベランダやバルコニーが原因なら、防水層そのものの改修が必要な場合もあります。
応急的に防水テープやシーラーで塞ぐ方法もありますが、
それはあくまで「一時しのぎ」。
根本的な修理には、やはり専門的な診断と施工が欠かせません。
建物の内部構造や劣化の進み具合は、外から見ただけでは判断できないことが多いからです。
また、雨漏りを“防ぐ”ためには、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。
外壁塗装はおおむね10年前後が塗り替えの目安といわれています。
塗膜が劣化すると防水性能が低下し、
小さなヒビや隙間から水が入り込みやすくなります。
早めのチェックとお手入れが、結果的に大きな修繕費用を防ぐことにつながります。
雨漏りは、見つけた時点ではもう「外側」だけの問題ではないこともあります。
室内のカビや木材の腐食など、見えない被害が進んでいる場合もあるため、
気づいたときこそ、しっかりと向き合うタイミングです。
建物は、定期的なメンテナンスで長く守ることができます。
普段から外壁や屋根を気にかけ、
「少し変だな」と思ったら、早めに確認しておくことが大切です。
雨漏りの原因・調査・対処の流れを知っておくことで、
いざという時も落ち着いて行動できるようになります。
【雨漏りのしくみと対策シリーズ・記事一覧】
①雨漏りの原因を知る
②雨漏りの調査方法 プロの診断と自分で出来るチェック
③雨漏りの対処と再発防止
雨漏りに関するご相談
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佐々木塗料株式会社・塗装メンテナンス
#雨漏り #外壁 水漏れ 補修