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スタッフブログ

夏開き

2016年07月28日

ご無沙汰様です。暑さに弱い佐々木です。

猛暑はすぐそこまで迫っております。祭りシーズンになり、今週末からは三社大祭も始まり、夏もいよいよ本番といったところです。

さて、今回は少し時を遡りまして、6月に夏を先取りして味わってきたあるイベントについて書きたいと思います。

東北六魂祭です。

私はこの東北六魂祭というのを初めて観に行ったわけですが、どうも聞くところによると、今回で最後とのこと。2011年に仙台からスタートし、東北六県を順繰りし、今回は青森が主催地。これで東北六県を一巡したことになり、これにて一旦?終了というわけです。

込み具合が半端ではないとのことで萎縮しておりましたが、一回頑張れば、東北のお祭りを一気に観ることの出来る、腰の重い私にとっては逆に良い機会と言い聞かせ、気合を入れて青森市へと出陣しました。

入口.JPG

前日は荒れ模様の天気で、これはいかんなと半ば諦めていましたが、当日は風の強いものの気持ちの良い晴れ模様でした。

朝から行きましたので、メインのパレードまでは時間が結構ありました。ということで、青森市内の各所で開かれているお祭り広場を順番に見て回りました。もちろん徒歩で。

東北グルメ広場からスタートし、協賛企業の広場、各地の特産品の広場、クラフト作家の作品の並ぶクラフト広場、などなど。一つ一つ紹介していると終わらないので写真でざっくりと紹介しておきます。ご容赦願います。

協賛.JPGクラフト.JPG

さて、やはり見所はパレードです。メインの大通り沿いの一番前を陣取り、今や遅しと待ち構えます。

程なくして、それらはやって来ました。

先頭は秋田代表、竿燈祭りです。倒れた状態では船のような形に見えますが、これを持ち上げ、伸ばすとえらい高さです。もちろんそれだけでは終わりません。手の平一本で支えます。肩で支えます。額で支えます。見ていてもどうやってバランスが取れているのか謎です。そして時折吹く強風にあおられ、客席に倒れこみます。その瞬間、歓声がグラデーションで悲鳴へと変わるのが面白い。事故がなくて良かったですが。

竿灯.JPG

次は、我らが八戸の三社大祭の登場です。自然とテンションも上がります。

が、しかし・・・

我々の前を通るタイミングでは、仕掛けは一切開かず・・・シュンとなります。三社大祭は大人しくホームで楽しむとしましょう。

三社.JPG

次は岩手代表、盛岡さんさ踊りです。

踊りながら太鼓を打つ。太鼓のリズムが心地よいです。男女できっちり分かれているんですね。衣装もそれぞれ違って魅力的でした。

さんさ.JPG

次は山形代表、花笠まつりです。

こちらも踊りですが、花笠を持っていること以外は団体ごとで衣装も踊りも全然違いました。後半のグループへいくにつれ徐々に踊りはハードに、衣装はよりラフになっていき、年齢層も若くなっていっているように感じました。花笠が手からスッポ抜けていかないか注視していましたが、大事なシンボルはみんなしっかり掴んでいました。うーん、ソウルフルでした。

IMG_3879.JPG

次は宮城代表、仙台七夕まつりです。

パレード形式で七夕をどうやって行うのか謎でしたが、いざ始まってみると「すずめ踊り」

という両手に扇子を持って舞う踊りがメインでした。仙台青葉祭りで行われているらしく、優雅で可愛らしく、小気味の良い踊りでした。伊達政宗を始めとする武将達も楽しそうでした。

仙台1.JPG

仙台2.JPG

次は福島代表、わらじまつりです。

漢たちが連なり、細長いわら的な何かを担いですごい勢いで迫ってきます。これ真横から見ると棒にしか見えないのですが、斜めに起こしたりすると、わらじだってことが確認出来ます。神輿がわらじになった感じですね。今回は真横の写真しか取れませんでした・・・。本来はこれで競争したりするみたいですね。

わらじの後は、ダンシングそーだナイトというヒップホップ調の踊りもありました。謎です。

福島1.JPG

福島2.JPG

最後は青森代表、青森ねぶた祭です。

嗚呼、やはりトリにふさわしいこの迫力。生で観るのは二回目ですが、なかなか圧倒されました。一番夏を感じます。跳人が少しバテ気味なのが気になりましたが、みんな楽しそうでした。今回こうして眺めているだけなのが勿体なく感じます。やはり参加して自らも跳ねてナンボなんでしょうね。若い内に跳ねておきましょう。

青森.JPG

青森2.JPG

最後は大通りを折り返して、各市の市長らを先頭に全ての祭りが入り乱れての行進。ここが一番お祭り感があって楽しかった。

最後1.JPG

最後2.JPG

終わってみればあっという間でしたが、東北六県分のボリュームも上手に緩急がつけられており、最後まで楽しむことができました。

興奮冷め止まぬ人々を尻目に、これからやってくる夏を感じつつ、案外大したことなかった渋滞を切り抜け、そっと帰路へ。

この東北六魂祭、最後というのが悔やますが、いつかまた復活することを願います。

そして、今回少し残念だった三社大祭へリベンジも兼ねて、この興奮を繋いでいくこととしましょう。夏はこれからです!

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