スタッフブログ
BUNAKO(ブナコ)
2022年05月22日
皆さん、こんにちは!!物流課の中野渡です。
展示会も無事に終わり、物量も一気に増え、てんやわんやな日々を送ってます。今月も残り1週間ちょっととなりますが、老体に鞭を打って、若者には負けずに頑張りたいと思います(笑)
さて、話は変わりますが、今年のゴールデンウィークは3年ぶりにコロナの規制のないゴールデンウィークとなりましたが、皆さんはどのようなゴールデンウィークでしたでしょうか?私は、大好きな温泉に行ったり、飲んで、食べてと久しぶりにゴールデンウィークを満喫させていただきました。
そこで今回のブログは、長期の連休となったゴールデンウィークのとある1日のことを紹介したいと思います。
今年のゴールデンウィークは、3月の県内ニュースでも取り上げられ、エルメスとコラボしたと話題となったBUNAKO(ブナコ)の西目屋工場へ嫁と行き、工場見学と製作体験をして来ました!!
西目屋工場は、旧西目屋小学校をリノベーションして2017年4月にオープンしました。製作工程が見学できるほかに、BUNAKOの製品が購入できたり、製作体験もできたりします。
ちなみにブナを漢字で書くと「橅」。材質は硬くて粘りがあり、弾力性があり、曲げに強いのも特徴だそうです。
ここで簡単にBUNAKOの製品が完成するまでの工程を簡単に紹介したいと思います。
①巻き上げ作業
ブナの原木を薄く桂剥きにし、ブナのテープを作り、これをコイル状の円盤にするために巻き付けていきます。力加減が難しく、熟練の技が必要で工程の中で一番難しい作業だそうです。
②型上げ作業
バウムクーヘンのようになった平面の板をお茶碗を使って押し出して立体に形を作っていきます。さらに細かい部分はオリジナルの道具を使って整えていきます。形ができたら接着剤を塗布します。
③乾燥
接着剤を塗布した木地を湿度を抜きながら乾燥させていきます。
④木地研磨
成型された木地を研磨し、木のテープの間にできる小さな隙間に研磨時に出た研磨粉とパテを混ぜたものを埋める穴埋め作業を行います。
⑤製品検査・組立て作業
パーツを組み合わせて製品を組立て、照明の電球やスピーカーユニットを取り付けたり、それぞれの製品検査をして完成となります。
今回の製作体験では②の工程を体験して、乾燥と研磨は自宅で行う形となりました。
バウムクーヘンのようになった平面の板をお茶碗で押し出して形を作っていくのは初め手こずりましたが、コツをつかんでからはサクサクとできました!!
こう見えてやってみると意外と力のいる作業なんです(笑)嫁は苦戦してました(笑)
職人さんのアドバイスを頂きながらどうにかこうにか型上げ作業を終え、接着剤を塗布しました。
乾燥させた後はヤスリとラッカースプレーを百均で購入。研磨して、スプレーしての作業を2、3回繰り返して世界に一つしかない、オリジナルの小物入れの完成です!!
完成後は小物入れとして使ってます!!
普段ではなかなかできないことを体験できてすごく楽しい充実した1日でした!!次は金山焼きや津軽びーどろにも挑戦できたらなと思います!!
帰りは言うまでもなく、西目屋から近くの岩木山の麓にある嶽温泉に寄って帰って来ました(笑)
いい湯でした(笑)
そんなこんなで以上、“私のゴールデンウィークのとある1日の紹介”でした!!
さ~て、明日からまた仕事頑張ります!!
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